「故障モデルの知識構造化による新しい信頼性マネジメントのあり方」
~デジタル化社会における先進的な信頼性マネジメントへの転換~
日本信頼性学会関西支部 2021年度信頼性フォーラムを開催いたします.今年度は,故障物理とソフトウェア信頼性による設計改善について3名のパネリストから講演いただきます.
製品設計では、要求される機能実現を目的とすると同時に、機能喪失への対策も必要としています。信頼性設計は機能喪失の対策を意味し、故障メカニズムに基づいた対策を必要とします。しかし、故障のモデリングについては、経験によるモードやメカニズムに関する推察も多く,手っ取り早い故障の再現や限定的な加速試験での考察に頼ることも少なくありません.また、最近ではハードウェアとソフトウェアの切り離しが難しくなっており、ハードウェアにもソフトウェアの機能安全の考え方が求められています。信頼性設計では多様な視点での対策を必要としており、企業や設計部署といった組織による信頼性に関する知識構造化が重要となっています。
本フォーラムでは,信頼性の体系を理解することを起点に,組織における知識構造化および知識共有を踏まえた信頼性設計の仕組みづくりについて、新しい信頼性マネジメントのあり方を探ることを目的にパネルディスカッション行います.会員・非会員を問わず,より多くの方々にご参加いただきますようお願いいたします.
(日 時) 2022年2月4日(金) 13:30~16:30
(会 場) オンライン開催
(プログラム)
13:30~13:35 事務連絡
13:35~15:05 研究発表(各自 発表 20分,質疑応答 10分)
1)「Snウィスカ故障メカニズムと設計改善」斎藤 彰氏(株式会社村田製作所)
2)「SILに基づいたソフトウェアの定量的安全度評価」井上 真二氏 (関西大学)
3)「故障物理と信頼性試験」(設計改善への対応)和田 哲明氏(元パナソニック株式会社)
休憩 10分
15:15~16:15 パネル討論
「故障モデルの知識構造化による新しい信頼性マネジメントのあり方」
コーディネータ:貝瀬 徹 氏(兵庫県立大学大学院)
パネラー : 斎藤 彰氏,井上 真二氏,和田 哲明氏 3名
16:15~ 終了挨拶
(参 加 費) 信頼性学会員:無料(予稿集含む)
一般参加:無料(発表予稿集1,000円)
(申込方法) ページ下の申込フォームからご予約下さい.
※一般参加の方は予稿集(PDF)を希望する場合,〇印を記載し
下記に1,000円お振込み願います.
(ゆうちょ銀行 口座名義:日本信頼性学会 口座番号:00100-5-56807)
(問合せ先) 日本信頼性学会関西支部 事務局(担当:陣出)
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