REAJ日本信頼性学会
[終] 日本信頼性学会関西支部2014年度第1回講演会
関西支部
開催日 : 2014-08-26 (火)

 日本信頼性学会関西支部の講演会を開催します.会員の皆様は勿論,会員外の方々もお誘い合わせの上,是非多数ご参加くださいますよう,ご案内申し上げます.

(日  時) 2014年8月26日(火) 14:00~17:00

(会  場) 中央電気倶楽部 2階 213号室 (大阪市北区堂島浜2-1-25)

(講 演 者) 兵庫県立大学大学院 経営研究科 経営専門職専攻 教授
       貝瀬 徹 氏

(題  目) 故障物理解析におけるデータ・サイエンス
       ~ 時系列解析と多変量解析による信頼性解析 ~

(内  容) 
 故障現象の解明に関する関心が高まっています。その理由としては、市場での壊れ方を詳細に調べ、その結果を未然防止として設計につくり込む対策が重要視されているからだと考えられます。また、信頼性試験に関する各種の装置も身近なものとなっており、これらの試験結果を種々の分析装置に掛けることで、故障現象を詳細に解明することも可能となっています。さらに、市場でのアイテムの故障に関する詳細な情報をオンラインで得ることも試みられています。

 実は、こういった故障物理の解明では多くのデータが得られており、これらのデータに関する解析を工夫することで、故障現象の解明にとって有用な手掛かりを得ることも可能です。一般に、信頼性データは故障までの時間、すなわち寿命を扱うことが多いですが、既に述べたように故障に付随する各種のデータを得ることも可能となっていることから、このようなデータに時系列解析や多変量解析を応用することが考えられます。

 そこで、本講演では、振動や故障パターン、亀裂進展、故障アンケート調査といった事例を想定し、これらのデータ解析について扱います。特に、こういったデータ解析に使うソフト(フリー)についても解説します。具体的には、RとScilabを取り上げ、これらの詳細な使用方法を事例の中で説明します。さらに、故障物理解析におけるビッグデータやベイズの応用についても扱います。

(参 加 費) 会員及び学生:無料  非会員:2,000円

(申込方法) 日本信頼性学会のホームページ(http://www.reaj.jp/)からご予約下さい。
【ご注意】一回のご予約につき1名のみを受付いたします。2名以上のお申し込みをされる際は、ご面倒ですが、人数分のご予約をお願いいたします。

(参加人数) 30名とします。定員になり次第締め切ります。

(申込締切) 2014年8月22 日(金)

(問合せ先) 日本信頼性学会 関西支部 事務局 [植村]
       〒530-0004 大阪市北区堂島浜2-1-25 中央電気倶楽部4階
       一般財団法人 日本科学技術連盟 大阪事務所 内
       Tel:06-6341-4627/Fax:06-6341-4615/E-mail:reaj-kansai@juse.or.jp