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講演会/見学会/シンポジウム
開催日 : 2019-01-21 (月)

 2018年度第1回信頼性フォーラムを開催いたします。たくさんの方にご参加いただけますようご案内申し上げます。

        日本信頼性学会 2018年度第1回信頼性フォーラム
            「社会システムの災害復旧」

(日 時) 2019年1月21日(月)13:00~18:00

(会 場) 東京理科大学 森戸記念館 第1フォーラム
      〒162-8601 東京都新宿区神楽坂4-2-2
     (JR総武線,東京メトロ有楽町線・東西線・南北線,都営大江戸線「飯田橋」駅下車,
       徒歩3分) https://www.tus.ac.jp/info/campus/kagurazaka.html   

(主 催) 日本信頼性学会
(共 催) 東京理科大学
(協 賛) FMES関連学会(予定)

(参加費) 正会員・賛助会員・東京理科大学教職員・FMES関連学会会員 3,000円
      非会員5,000円,学生1,500円 (参加費は,当日ご持参ください)

(申込方法)下記申込フォームよりお申込みください.

(プログラム)
13:00〜13:05  開会挨拶
13:05〜14:35 「ICTを用いた安全・安心な地域の実現
          ー地域と連携したIoTによる街づくりー」
             不破 泰 氏(信州大学 総合情報センター)
14:35〜14:45  休憩
14:45〜16:15  「道路インフラの災害復旧と危機耐性」
             片岡 正次郎 氏(国土交通省 国土技術政策総合研究所)
16:15〜16:25  休憩
16:25〜17:55 「医療における災害時対応計画」
             大谷 典生 氏(聖路加国際病院 救急部・救命救急センター)
17:55~18:00  閉会挨拶

(お問合せ)日本信頼性学会事務局
      〒166-0003 東京都杉並区高円寺南1-2-1 一般財団法人日本科学技術連盟内
      電話03-5378-9853 FAX03-5378-9842 E-mail:reaj@juse.or.jp


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========日本信頼性学会フォーラム プログラム========

題名:ICTを用いた安全・安心な地域の実現 ー地域と連携したIoTによる街づくりー

     不破 泰 氏(信州大学 総合情報センター)

概要: 本講演では,著者がこれまで開発してきたセンサネットワークシステムを紹介する.著者は,大規模な災害が発生しても動作を続ける高い耐障害性を持つセンサネットワークのための中継網を開発し,その成果を活用して,600台以上の中継機からなる中継網を長野県塩尻市に構築して運用してきた.また,この中継網をテストベッドとして活用し,様々なアプリケーションを開発し,塩尻市および他の地域において運用してきた.これらの経験を基に,災害に強いセンサネットワークとそれを用いたスマートシティ構築について述べる.



題名:道路インフラの災害復旧と危機耐性

     片岡 正次郎 氏(国土交通省 国土技術政策総合研究所)

概要: 道路は地震・津波などの災害時にも,沿岸部からの避難や救助等の緊急活動,ライフラインの復旧活動等を支える交通基盤として機能することが期待されている.東日本大震災や熊本地震など近年の災害での道路啓開・復旧事例を紹介するとともに,それらの経験を経て道路インフラの計画・設計にあたり災害復旧性はどう考慮されているのか,どのような道路啓開計画が策定されているのかを述べる.ここでは社会システムを破滅的な状況に陥らせない性質「危機耐性」をキーワードに,道路インフラの災害リスク対応としてどのような取り組みが求められているのかをあわせて議論したい.



題名:医療における災害時対応計画

     大谷 典生 氏(聖路加国際病院 救急部・救命救急センター)

概要: 災害時の医療というと,瓦礫の下に潜り込んで患者に医療を提供するイメージをもたれているかもしれない.しかし,実際医療が担うべき役割は多岐にわたり,その内容も発災後のフェーズによって時々刻々と変化する.また,医療はインフラに大きく依存する存在であり,被災時にどの程度の医療が提供できるかはCase by Caseと言わざるを得ない.それらをふまえ,行政主導で災害時対応計画が立案されており,災害拠点病院にはBCP(Business continuity planning)の策定が求められている.
医療の立場から災害時の備えにつき概説したい.

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