日本信頼性学会関西支部の講演会を開催します.会員の皆様は勿論,会員外の方々もお誘い合わせの上,是非多数ご参加くださいますよう,ご案内申し上げます.
(日 時) 2019年7月12日(金) 14:00~17:00
(会 場) 新藤田ビル 11階 日科技連・大阪事務所研修室 (大阪市北区堂島2-4-27)
(講 演 者) 土肥 正 氏〔広島大学学術院教授 情報科学部副学部長,日本信頼性学会会長〕
(題 目) 「ソフトウェア・ディペンダビリティ」
(内 容) コンピュータシステムの高信頼化を達成するためにはシステム上で動作するソフトウェア自体の信頼性を向上させることが必要であり,バグのないソフトウェアを開発すること自体はソフトウェアサイエンス及びソフトウェア工学全般の遠大な課題にもなっている.一方で,テスト環境ではほとんど見つけることの出来ないバグの存在が認識されており,環境分散技術と呼ばれる耐故障技術の考え方をソフトウェアシステムの安全な運用に用いる試みが欧米を中心になされている.本講演では,テスト段階におけるバグ検出情報からソフトウェア信頼度を定量的に評価するソフトウェア信頼度成長モデルや設計分散技術と呼ばれるソフトウェアの冗長技術といった古典的な技術を体系的に概観した後,ソフトウェアの老化象に着目した「ソフトウェア若化」と呼ばれる環境分散技術について解説する.前半は, 米国Duke大学と広島大学で共同開発した大学院生向けの教材を加筆修正したものを用いる. 後半は, 講演者らによって立ち上げられた国際会議 WoSAR の活動内容や, 本年度 World Scientific Publisher から出版予定のハンドブックの内容を中心に講演を行う予定である.
(参 加 費) 会員及び学生:無料 非会員:2,000円
(申込方法) 下記申込フォームからご予約ください.
(参加人数) 30名とします.定員になり次第締め切ります.
(申込締切) 2019年7月5 日(金)
(問合せ先) 日本信頼性学会 関西支部 事務局 [山田]
〒530-0003 大阪市北区堂島2-4-27 新藤田ビル11階
一般財団法人 日本科学技術連盟 大阪事務所 内
Tel:06-6341-4627/Fax:06-6341-4615/E-mail:ht-yamada@juse.or.jp