久しく開催できておりませんでしたが,日本信頼性学会関西支部の講演会を開催します.
会員の皆様は勿論,会員外の方々もお誘い合わせの上,是非多数ご参加くださいますよう,ご案内申し上げます.teamsによるオンライン形式の講演会となります.
(日 時) 2023年3月27日(月) 13:30~16:30
(会 場) teams会議(参加URLは参加申し込み後に案内いたします)
(講 演 者) 伊藤 貞則 氏
( イトケン事務所 元オムロン株式会社勤務 工学博士 )
(題 目) 「故障を引き起こす故障物理化学のメカニズム」
- 加速試験で考慮すべき故障モデル -
(内 容) 電気・電子製品において,機能の複雑化,構造の微細・多様化,それらをより安全に安心して使用できることの要求の高まりという変化が指摘されて久しいです.
このような背景を受けて,従来から継続してきた一定条件,一定時間打切りの信頼性試験結果では,市場の使用に耐えることの証明として十分とは言えなくなっています.信頼性に影響のある製品固有の特性や,使用者側の環境,動作条件,期待される使用期間などを踏まえて,信頼性試験を計画する段階で,実際にどのような故障が顕在化しうるのかを考慮する必要が生じています.そこには,故障を顕在化させるストレス強度の影響を表す加速モデルの適用が欠かせません.これらは故障の発生メカニズムに基づき,最適なモデルの選択を必要にしています.
今回の講演は,そのような信頼性試験計画の段階で考慮すべき故障現象とその発生メカニズムについて解説をしていただきます.講師の豊富な知見と経験に基づく,より実務に近いお話を進めていただきます.
概要)信頼性/安全性は故障メカニズムを知っているかで決まる
① なぜ故障メカニズムが必要か
・故障/故障モード/故障(劣化)メカニズム
・信頼性/安全性を築く故障解析とは
② 使用中の劣化現象として知っておかねばならない故障メカニズムと
対象アイテム
・20件を超える故障現象をベースに,事例を交えて解説していただきます.
(参 加 費) 会員及び学生:無料 非会員:2,000円
●お振込みは下記までお願いいたします.
三菱UFJ銀行 新宿通支店 普通4448691
口座名義:日本信頼性学会
または
郵便振替 00100-5-56807
口座名義:日本信頼性学会
(申込方法) ページ下部の申込フォームからご予約ください.
(参加人数) 100名(teamsの接続能力による)
(申込締切) 2023年3月24日(金)
(問合せ先) 日本信頼性学会 関西支部 事務局 [大田]
〒530-0003 大阪市北区堂島2-4-27 JRE堂島タワー11階
一般財団法人 日本科学技術連盟 大阪事務所 内
Tel:06-6341-4627/Fax:06-6341-4615/E-mail:reaj-kansai@juse.or.jp