日本信頼性学会関西支部の講演会(2023年度第2回)を開催します.
下記の通り,日本信頼性学会関西支部の講演会を開催します.会員の皆様は勿論,会員外の方々もお誘い合わせの上,是非多数ご参加くださいますよう,ご案内申し上げます.Teamsによるオンライン形式の講演会となります.
(日 時) 2024年3月5日(火) 13:30~16:30
(会 場) teams会議(参加URLは参加申し込み後に案内いたします)
(講 演 者) 斎藤 彰 氏(元 株式会社村田製作所 勤務 工学博士 )
(題 目) 「MLCCの故障現象と解析手法」
(内 容) 技術が進歩し、情報処理が速度的にも量的にも増大し、その影響範囲も拡大し続けている今日、1つの故障による被害範囲も拡大し続けています。特に部品の故障とソフトの漸弱性が重なると被害がカタストロピックに拡大する恐れがあります。このため、基本となる部品にはより高信頼性が求められるようになっています。
本講演会では、使用数が最も多いMLCCにフォーカスし、以下の6項目について講師のお考えを解説いただきます。
1.MLCCとはどのような電子部品なのか(誘電率発現理由と柔らかいチタン酸バリウム)
2.MLCCにおける得る故障現象(様々なクラックと絶縁劣化)
3.故障や劣化の解析手法(研磨から劣化点の特定方法まで)
4.MLCC特有の絶縁劣化メカニズム(酸素空孔の移動がもたらすダイナミックな変化)
5.MLCCの代替品の各種選定方法とそれによりわかること
6.小型化に伴い注意すべき故障モードと対策案
発表資料の全文の提供はご容赦ください。抜粋したレジメを提供いたします。
(参 加 費) 会員及び学生:無料 非会員:2,000円
(申込方法) このページ下部の申込フォームからご予約ください.
(参加人数) 100名(teamsの接続能力による)
(申込締切) 2024年3月1日(金)
(問合せ先) 日本信頼性学会 関西支部 事務局 [大田]
〒530-0003 大阪市北区堂島2-4-27 JRE堂島タワー 11階
一般財団法人 日本科学技術連盟 大阪事務所 内
Tel:06-6341-4627/Fax:06-6341-4615/E-mail:reaj-kansai@juse.or.jp
*非会員の方の参加費は,下記口座にお振込みください.
(振込先)三菱UFJ銀行 新宿通支店 普通4448691
口座名義:日本信頼性学会