日本信頼性学会関西支部の講演会を開催します.会員の皆様は勿論,会員外の方々もお誘い合わせの上,是非多数ご参加くださいますよう,ご案内申し上げます.
(日 時) 2018年9月13日 (木) 14:00~17:00
(会 場) 大阪市北区堂島2-4-27 新藤田ビル11階 1102室(研修室)
(一般財団法人 日本科学技術連盟 大阪事務所)
(講 演 者) 兵庫県立大学大学院 経営研究科 経営専門職専攻 教授
貝瀬 徹 氏
(題 目) R言語と機械学習を用いた故障診断の基礎と応用
~パソコンを用いた実習形式による入門~
(内 容)
各種のアイテムに関するモニタリングへの関心が高まっています。この理由として、IoTを用 いることでオンラインあるいはオフラインでの故障診断の可能性が向上したこと、さらにメンテナンスを含んだ要求機能に関するサステナビリティの保証強化などが挙げられます。これらの扱いの基本は、ディペンダビリティの向上を行っていることになりますが、市場に提供しているアイテムの全てを個別に把握することを目的としており、集団を対象にしたデータの扱いだけでなく、個別データの動的変化をビッグデータに基づいて推察することが求められています。特に、機械学習を用いることで故障診断の推察に新たな方法論が構築できると期待されており、既に運用の実績も為されております。
本講演においては、故障診断に着目し、統計解析ソフトであるR言語を用いて機械学習による方法論を解説します。 R言語の基本操作から始めて、統計解析の基礎、さらにシミュレーションによる故障データの作成と解析、そして機械学習の基礎を扱います。さらに、これらに基づいて故障診断における分類を多変量解析と時系列解析の2つを基盤にして解説します。
なお、当日はR言語がインストールされたPCを持参して戴くと、実習形式で講演をお聴き戴けます。
(参 加 費) 会員及び学生:無料 非会員:2,000円
(申込方法) 下記お申込みフォームからご予約下さい.
(参加人数) 35名とします.定員になり次第締め切ります.
(申込締切) 2018年9月7日(金)
(問合せ先) 日本信頼性学会・関西支部 事務局
〒530-0003 大阪市北区堂島2-4-27 新藤田ビル11階
一般財団法人 日本科学技術連盟 大阪事務所 内
Tel:06-6341-4627/Fax:06-6341-4615/E-mail:reaj-kansai@juse.or.jp